「流行り」に溺れたくない男の独り言

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外は暑い、そして屋内に入ると寒い。
そんな夏の風物詩にやられて風をひきかけているモリタです。

 

喉がいてえよ。。。。

 

最近Twitterでみた記事で、
・40代のバンドTは品位がない
・フェスファッション、ありきたりなTシャツファッションになってない?
のようなものが世に出て、軽く炎上してました。


思ったんですが、「あなたはこうなってない!?〜しない方法!」、「〜はだめ!絶対〜してはいけない理由」みたいな記事系統。
これ系の記事を見ると読み手の知識や引き出しを増やすっていうよりも、誘導尋問のようにただ1つの答えに導いているようにしか見えないんですよね。。

 

広告収入の流れのせいなのかもしれませんが。。。
ただこれじゃあ何もよくなって行かないなんて思うんです。


日本人はみんな同じ格好をしている

以前テレビにフランスのファッションデザイナー?の方が出てらっしゃいまして、その方が、
「日本では右を見ても左を見ても、みんな同じ格好をしている。これにはとても驚きました。」
と言っていたんです。

 

これにはウンウンと思わず頷いてしまいました。

 

言われなくても行列にきちんと並んだりするように、日本人は世界で見ても有数の集団行動の優れた国民だと言われています。
それはとても良いことでもありますが、それも度が過ぎてしまい、
「人と違うことは悪いこと」
という節があることはとても残念に思います。

 

以前から僕は流行というものに違和感を感じていました。
それはたくさんの人間がいるのに、没個性を全うしようとしているその風潮に違和感を感じているんだと思います。

 

個性的であることを褒める放送をしているテレビ局の裏側で、流行に乗り遅れてはだめ、今年の夏のトレンドかこれ!という放送がされている。
いわば、個性的なことは素晴らしい、でもみんながしてるファッションはこれだから、これを着ようね、って言ってるようなもんじゃないですか?

 

いろんな意見があっての番組でもあると思いますので、一概にそうだとは言いにくいですが、
やはりストレートにその情報を「受信」、「実行」するのはナンセンスだと感じています。

 


正しい受け取り方

ではどう受け取るべきなのか?
それはやはり「個性」を使うべきだと思います。

 

メディア等の媒体から得た情報はあくまでも1情報なのであって、それが正解ではないという考え方。
ひいてはそれがメインストリームがただの大きい川の流れであって、他にも小さな川がいくつもあること。
それが同じ川であることに変わりないこと。
という認識を持つことのように感じます。

 

マイノリティな意見を持っている人は、「変わり者」なのではなく、冒険者です。
みんなが大挙して押し寄せている主流は道も開けていて、見通しも良くて。
何より安全が保障されているため、とても滞在しやすいでしょう。

 

しかしそれ一つだけが川と認められるかと言えばそうではないですよね?
あくまでも、川の一つです。

 

BBQ出来るような大きな川が好きな方もいれば、秘境のような場所に流れる川が好きな人もいるでしょう。
それと同じようなものだと思います。

 

人に多く目にされている媒体での情報なので、錯覚してしまいがちですが、
どんな情報を受信したとしても一度自分というフィルターを通して見ることが一番正しい受け取り方なのではないかと思います。

 


そもそもメディア関連情報のバックにはビジネスがある

当然ですが、テレビ、新聞、SNS
大きな媒体になればなるほどその背景にはビジネスがあります。

 

要は、「お金になるゴールに向けて誘導していく」ということが、
そういった媒体の大きなゴールになるわけです。

 

別に悪いことではありません。
それがビジネスです。

 

しかしながら、よく見かける「あれはだめ、これもだめ、全部だめ」のような文章が多いと、
多様性は失われていくのはないかと危惧しています。

 

そう、先ほど紹介したフランスのファッションデザイナーの方の言葉の真意は、
こうした流れによって必然的に生まれたものなのではないかと思います。
これって、、、ちょっと恐怖すら感じます。

 

よくバレンタインのチョコをあげる風習は、企業による陰謀、という説がありますが、
それですよね。本当に。

 

「流行」や「正解」が意図的に操作されているかもしれない。
そう思わざるを得ないです。

 

自由に生きているつもりが大きな川の流れに流されていたなんてシャレになりません。

それに抗うためには確固たる「自分」というものを持っている必要があると思います。

 

まとめ

なんだか熱くなり過ぎて支離滅裂な文章になってしまっている気がしますが。。。
でもやはり個性が死んでいくのは見たくないです。

 

今日こんな言葉を聞きました。
「本当におしゃれな人って、、もっと寛容な気がする」
一番初めに紹介した、「バンドT」を批判している件を見ての意見です。

 

そう思います。

 

そんなこと言うのはだめだ!なんて言う気はさらさらありません。
ただ、もっと広い心を持って、視野を広げて。
それを自分の中にうまく吸収することがとても重要に感じます。

 

例え今あなたが人と違うと思うことを気に病んでたりするのであれば、それはまだ誰も気づいていないだけのとても大きな主流の源泉なのかもしれません。

 

決して怖がらずに、でも無理のない程度で表に出してみて下さい。