改善しているのは表面の皮一枚?本当に必要な企業の改善とは?

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中央線ユーザーのモリタユウスケです。

 

中央線の通勤電車は戦場です。
今日だって僕が立っていた右隣の方と、その後ろにいらっしゃった方が体がぶつかっていることになのか、目でばちばちとやり合っていました。

 

みんな殺伐としていますよね。。。

 

満員電車は最早日本の名物と化していますが、
なぜこんなにも1日のうち一点の時間に集中してしまうのでしょう?

 

僕は働き方の要因も多いにあるのではないかなあと思います。

 

自己紹介のページでも書いていますが、
僕自身、日本人の労働に対する姿勢に対して疑問を持っています。

 

↓↓↓ 自己紹介ページはこちら ↓↓↓

morimorinoheya.hateblo.jp

 

今でこそ自由な働き方が広まってきてはいますが、
まだまだその体質は変わっていないと思います。

 

なぜ8時、9時〜勤務開始の企業が多いのか?
そもそもなぜ8時間労働なのか?

 

そこを考えていきたいと思います。


そもそもどうして8時間労働になった?

その昔、欧米で産業革命が起きたときには労働者の労働時間が1日10時間〜16時間もあったらしいです。
それではよくないと、イギリスで19世紀初頭1日8時間労働が定められたと言います。

 

そのおよそ100年後の1917年にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国で「1日8時間労働」が世界で初めて法定化された。とのことです。

 

日本ではその30年後の1947年に労働基準法が制定され、その際に1日8時間が最長労働時間とされたとのことです。

 

…..まあなるほどっていう感じですよねw
法律で定められていることならそれが理由でそうなっているんですね。

 

自分はそこまで法律に詳しいわけではないので、あーだこーだ言えないのですが、
法律って時代を鑑みて常に正しいものを制定していくべきだとは思っているんですがどうなんでしょう・・・?

 

それともあくまで最長なんで、細かい部分は企業次第ってことなんですかね?

 

ただ僕としては「8時間労働必須」という呪縛はなんの理由にせよ縛られないほうが良いように感じてます。
というよりは、「なぜそうなっているのか?」という根本的な部分を考えたいです。

 


日本人は根本的な原因を考えようとしない

例えば8時間の時間が必ず、少なからず必要で、その全てに意味があるのであればそれは仕方ないのかもしれません。
しかし、中には会社の規定で「1日 8時間=週5日勤務で40時間働かなければならない」という規則を守らなければならないために、何と無く席に座っている人も多いのではないでしょうか・・・?

 

それが企業の規則であっては、その企業の社員である限りは仕方ありませんし、もしかしたら企業によってはその「なんとなく」の時間の使い方に何か意図しているものが有るやもしれません。

 

しかしやはりこの体制には僕は釈然としない何かは持っています。

 

日本人の特性として「群衆に紛れたがる」傾向が強いのではないかと思ってます。
周りが行なっていることを支持してるよという姿勢を表していれば、なんの波風も立てず世渡りできます。
多数決の社会っていうんですかね。。。小学校と何も変わらないなって思います。

 

でも根本的な部分。。。社会でみんなが当然のようにやっていることでも、「なんでこうなっているんだろう」って考え出すと、
答えが見つからないものが多いです。

 

答えが見つからない=なんとなくやっている
昔からそうだったから。
これって進化や成長を放棄していると思うんです。

大の大人が「もっと意味のある意見を」と怒っているのに、眠たそうにネットサーフィンしている。
何が本当の無駄なのか?

 

この労働に関する件に限らず、やはりもっと根本的な部分を議論するべきだと思うんです。
やはりそういうことを言い出すと否定的な意見も出てくるとは思いますが、
それが必要なんです。

 


なぜ満員電車は無くならない?

勤務開始時間が大体その企業も同じだから?
もちろんそれもあると思うんですよね。
なぜかまたみーんな同じような時間帯に出社して、退社する。

 

でもそれだけでもないように思います。
今は結構勤務形態自由な企業も多いですし。。
ではあとはなんでしょう?

 

やはり満員電車は都内関連が多いと思います。
千葉からとかでも、都内に向かう電車であれば、満員電車であることはほぼ間違いないですね。

 

そう、それって都内に有用な勤務地が集結してるってことですよね?
(勤務地に限らずですが、日本のいろんな核となる部分て、限られた場所に集中してますよね・・・これって戦争とかになったら。。。。って関係ない話ですね。)

 

時間にしろ、場所にしろなんでまとまるんでしょうか?
まさにこれこそ現代だからこそもっとばらけても良いように感じるんですよね。

 

僕今働いている職場でもいますが、やたら「会議」が好きな上司がいるんですよ。
意味あるものならいいんですが、意味ないです。
「一度やってみてから決めよう!」って言ってましたが、やらなくてもわかるくらい意味ないやつでした。。。

 

…ああ、いや待ってください。
会議に対して疑問を持っているわけではなくて、そのやり方ですね。

 

全てが対面である必要はないんじゃないかなって思ってます。

 

それこそ今社内ツールとしてとても力を発揮しているのが「チャットツール」です。
LINEが当然の連絡手段になりつつある世の中には特別なイニシャルコストも不要で、非常に有用性があると思います。

 

となると「ビデオ会議」が可能なわけです。
よくみますよね?アメリカとかでも当然のように使用しています。

 

なんで対面である必要があるのか?
むしろその会議はなんでやるのか?
そういうことを考えていないんだろうなって思います。

 

古い体制ですと、その「会議をやってますよ」という程が評価に繋がっちゃうこともあるんで、そこはもうそう言った企業の根っこの思想を変えていかなければならないとは思うんですけどね。。。

 

ただきちんとしたメリット、デメリットは考えて制定して欲しいですね。。
何事も。。

 


まとめ

満員電車からここまで話が広がるとは思ってませんでしたが。。。w
ただ日本の働き方、ひいては思考や風潮についてはやはり僕の中ではまだまだ謎めいた部分があります。

 

ただ僕は無知なこともたくさんあります。
なのでちゃんとした理由があってそうなっている場合は、それを認知した上で議論をしなければならないですね。

 

残念ながら議論が全く違う論点で進められていたり、そもそも議論することすら放棄していることが多いように思います。

 

あくまで僕は「楽にお金を稼ぎたい」という思念は捨てずに生きます。
「働かざる者食うべからず」の時代は通り過ぎたと思っています。

 

少しでも、多種多様な考え方が広がる何かのきっかけになればと、この文章をここに残しておきますね。